白堊スポーツ(since2004.9.18)~盛岡一高応援ページ

母校の盛岡一高を熱烈応援! 趣味はウォーキングと読書。よろしくお願いします。

盛岡一高の近畿インターハイ出場15選手!

・陸上男子 3000mSC=佐藤遥人
・弓道男子 菅原紘風
・登山男子 盛岡一高=関根碧紋、小野寺輝弥、七木田優、菊池大輝
・登山女子 盛岡一高=松波日和、照井真菜、松田理那、村田柚希乃
・テニス男子 ダブルス=大川響生、大村恒志朗
・少林寺拳法 小野寺奏太
・競泳男子 
100m背泳ぎ=駒林皇輝
・競泳女子 
400m自由形=生田侑里
・競泳女子 
800m自由形=生田侑里

ガンバレ盛岡一高!

妖精が舞い下りる夜ー小川洋子

評価5(5段階評価)※再読

小川洋子初期のエッセイ(初エッセイ?)。

倉敷での暮らしや早稲田大の学生時代のエピソード、息子の誕生、芥川賞候補4回目(29歳)で受賞した1991年冬の出来事など、小川洋子の人となりが見えて来る。佐野元春の大ファンであり阪神ファンでもある彼女の作品とはかけ離れた一面も楽しい。ファンなら絶対、各作品を読む前に目を通しておきたい一冊!

初期の六作品=密やかな結晶、薬指の標本、アンネ・フランクの記憶、刺繍する少女、ホテル・アイリス、やさしい訴え、の小川自身による解説もありがたい。「正常と異常」「存在と不在」「現実と幻想」「生と死」の境界線を描き続ける小川ワールドの原点ここに有り。

Nコンで盛岡一高3年女子が優秀賞獲得!

2026年度 第73回NHK杯全国高校放送コンテスト<朗読部門>で盛岡一高3年女子が優秀賞を獲得しました!

優秀賞は、全国4000人の中を勝ち抜いてNコンへ出場した約300名中優勝1名、準優勝1名に次ぐ2名に与えられる賞です。おめでとうございます!

※氏名は明日の新聞で明らかにされるでしょう

刺繍する少女ー小川洋子

評価4(5段階評価)※再読

小川洋子にしては、ちょっとどぎつい感じ、艶っぽい感じの短編10作品。

①刺繍する少女 ②森の奥で燃えるもの ③美少女コンテスト ④ケーキのかけら ⑤図鑑 ⑥アリア
⑦キリンの解剖 ⑧ハウス・クリーニングの世界 ⑨トランジット ⑩第三火曜日の発作

裏表紙には「死、狂気、奇異が棲みついた美しくも恐ろしい十の残酷物語」と記されているが、読んだ印象はそれほどでもない。

刺繍図鑑や「トランジット」に出て来る屋根裏部屋はいつもの小川洋子アイテム。庭や部屋の様子を、差し入る光と影と風と雲の流れで表現する文体はいつ読んでも清々しい。

小川作品が入試問題によく取り上げられていることは知っているので、最近は、現国の問題を解く感覚で読んでいる自分がいる。あまり良い傾向ではないでしょうが・・・(笑)。

私のお気に入りは「トランジット」

不時着する流星たちー小川洋子

評価4(5段階評価)※再読

①誘拐の女王
②散歩同盟会長への手紙
③カタツムリの結婚式
④臨時実験補助員
⑤測量
⑥手違い
⑦肉詰めピーマンとナットレス
⑧若草クラブ
⑨さあ、いい子だ、おいで
⑩十三人きょうだい

実在のストーリーや人物から着想を得て紡ぎ出された短編12作品。

各作品の後ろにモデルの紹介文があるので、こちらを先に読んでから「どこに出てくるのだろう?」「どこが小川さんの感性に響いたのだろう?」と考えながら本編を読み進むと楽しいです。さり気なく触れられていたり、小川さんならではの独自性あったりと相変わらずの構成力というか、物語力はとんでもないです!

私が一番好きなのは「若草クラブ」。映画で四女のエミイ役をエリザベス・テイラーが演じたことを土台にして、少女4人仲間のうちのエミイ役の子が主人公。エリザベス・テイラーの男性遍歴を年表にしたり、足のサイズを20センチにするために涙ぐましいというか出血覚悟の努力をしたりと小川ワールドにしてはそのドタバタ感が新鮮です。エリザベス・テイラーが飲んだ6種類の薬品を飲む場面に出て来る「マーブルチョコレート」「肝油」「ビオフェルミン」「正露丸」の箇所には思わず笑ってしまいました。

夏の高校野球岩手大会、23日はいよいよ準決勝。

一関一高の背番号19中山遼君(2年生。本来はピッチャーで、昨秋の県大会1回戦わが校相手に6回被安打3と好投。その後ケガのためピッチャーを外れて昨日の準々決勝は2番レフトで先発)のお父さん・中山篤さんは昭和57年卒の盛岡一高硬式野球部OBです。
中山篤さんは、昭和56年夏の大会3回戦:盛岡一高ー花北商業戦で、延長11回を投げ抜き、自ら11回裏サヨナラ3ランを打ってベスト8進出を決めた伝説の選手!
と、いうことで、もちろん一関一高を熱烈応援します。
ガンバレ!一関一高!!!
【おまけ】
今日、横手高校が57年ぶりの甲子園を決めましたので、盛岡一高後輩から送られて来た記念の一枚を貼っときます。

偶然の祝福ー小川洋子

評価5(5段階評価)※再読

作家としての苦悩のようなものを一つの連作短編として綴ったような物語。

①失踪者たちの王国 ②盗作 ③キリコさんの失敗 ④エーデルワイス ⑤涙腺水晶結石症 ⑥時計工場 ⑦蘇生

小川洋子のエッセイや他の作品に登場するストーリー、人物や愛犬がところどころで登場するのが小川洋子ファンにとってはたまらないのだ。楽しくてしようがない!ちょっとその内容をピックアップ。

「失踪者たちの王国」

主人公の小説家は以前大学病院に勤務していた。小川さんも病院の秘書をしていたことがある。

「盗作」

小説家が盗作した作品の題名が「バックストローク」。これは、題名・内容ともに2001年発表「まぶた」内の「バックストローク」と同じ。

「キリコさんの失敗」

お父さんからお土産にもらった万年筆のイニシャルがY・H。これって、小川さんの旧姓「本郷洋子」のイニシャル!お母さんが誤って万年筆を焼却炉に入れちゃった話は、アンネの日記の中にある逸話と同じ。

「エーデルワイス」

本をポケットに入れている男が登場。これは「琥珀のまたたき」よろずやジョーにそっくり!また、作中に出て来る、海辺のホテルの娘とロシア語の翻訳家が恋する物語は「ホテル・アイリス」そのもの。

「涙腺水晶結石症」

愛犬アポロは、まさに小川さんの愛犬ラブと瓜二つ。

「蘇生」

病院で主人公の息子と相部屋だったおばあさんはアナスタシアと名乗り、Aの文字の刺繍をしている。これは「貴婦人Aの蘇生」と同じ。そして、「密やかな結晶」同様に主人公は言葉が出なくなる。

この作品を元に「小川洋子クイズ」にしたら面白いですよね(笑)!